各種分会の活動報告

島津製作所・創業記念資料館見学と 　　　　　　「料亭がんこ二条苑」川床料理会の記
［情報＆写真提供 ： 牧野好男さん（S41・発酵卒）］　　.
平成24年5月8日（火）10：30〜14：30　快晴
新緑の気持ち良い快晴の日、京都・木屋町に19人の皆さんが10時30分、島津製作所・創業記念資料館前に集まる。 直ぐわきの高瀬川の清流には、鴨川から水を引き入れて高瀬川を開発した角倉了以の歴史的な看板などあり、街中なれども閑静なところである。島津製作所を創業された島津源蔵氏の記念碑が、周りの庭木に位置して昨年、模様替えされた創業記念館によく調和している。
スライド映写を熱心に見る　　　.		模型の説明など
予定の10時30分より、島津製作所・創業記念資料館を見学する。窪寺支部長のご配慮もいただいて案内役の川勝女史から、創業記念資料館内をゆっくりと精査に1時間をかけて説明をしていただいた。		田中耕一氏がノーベル賞 受賞時の記念写真
初代島津源蔵翁が「科学立国」の理想に燃えて明治8年（1975）に島津製作所を興す。創業の精神は、「科学技術で社会に貢献する」、そして経営理念は、「“人と地球の健康”への願いを実現する」として、分析計測機器、医用機器・次世代医療、航空・産業機器を中心に幅広い分野でグローバルに事業を展開している。 創業者・島津源蔵翁のビデオ説明、日本の近代科学技術の発展過程など各種展示物の説明を受けながら興味深く見せていただく。窪寺支部長の携わった事績については、詳しい説明も加えてもらい、技術的な仕事に携わる者としては、参考になることが多々あり、OBながら志を新たにする思いでした。
島津創業記念資料館見学のあとは、道ひとつ隔てたすぐ前の「料亭がんこ二条苑」に移動し、楽しみの川床料理を目指す。まずは、がんこ自慢の庭園にて記念写真を撮る。 「料亭がんこ二条苑」の庭園内にて（Ｈ24.5.8） そして、豪商・角倉了以に由縁する歴史的庭園、高瀬川源流庭苑絵巻といわれる中で日本一といわれている石灯篭（上部の傘は畳8畳分の大きさのよう）を眺めて、茶室を通り、用意されていた鴨川に面する川床料理席に座る。乾杯から予定の川床料理に14時半頃まで飲酒談義を楽しむ。この川床料理は、鴨川の上流に位置して五月晴れの好天に恵まれ、心地よい風を受けゆったりと楽しむことが出来た。 川床料理を充分楽しんだあと、14時半に自由解散する。京都烏丸駅まで有志で歩く道中、杉田さん（機械38）の説明を受けながら昔から残る貴重な歴史的な建造物、例えば、旧日本銀行京都支店、京都文化博物館、京都市役所などを見学しながらそれぞれ帰宅の途につく。 大変有意義な楽しい見学と会食会であった。 出席者（順不同、敬称略）　 赤岡（化学24）、林(機械34)、杉田（機械38）、原（精密39）、田中（電気29）、望月（電気37）、猪早（電気49）、種村（電子40）、近藤（電子47、見学のみ）、窪寺、江藤（応化37）、古川（応化38）、都築（応化44）、村松（土木41）、木下（発酵38）、阪口、牧野、矢ノ師（発酵41）、輿水（発酵48） 文責　牧野(発酵41)　　　.

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