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茨木市広報「いばらき」 ： “未来世代に夢を託して”

［投稿 ： 杉田宗 三さん（機械38年卒）］

[杉田さんからの紹介コメント] 茨木市にお住いの山梨工業会メンバーである 若尾隆一さん（応用化学　37年卒）が 茨木市の広報「いばらき」４月号に 「キラリと光る市民紹介コーナー」で紹介されています。 その記事をお届けします。 若尾隆一さんは、茨木市に在住し、平成１１年に定年退職後ＮＰＯ法人シニア自然大 学に入り、自然環境を体系的に学習して卒業後、住まいの地元茨木市を中心にボ ランティア活動を精力的に進められています。 その中で、"ふるさと茨木連帯"グループの有力メンバーとなり、２００３年には「ふ るさと茨木探検ガイド」（248ページの冊子）、２００９年には「茨木がまちになっ た６つの物語」（242ページの冊子）を編纂したり、小学生向けの環境学習プロ グラムの講師などの活動を行っています。 今回、茨木市の広報誌「広報いばらき 2017年4月号」の「キラリと光る市民紹介 コーナー」に取り上げられていますので、ご紹介する次第です。

「未来世代に夢を託して」

子どもの頃から、植物や昆虫の採集をし、自然が大好きだったという若尾さん。 社会人になってからも自然観察に興味を持ち続けたといいます。今日の活動のきっ かけは、定年退職後にNPO法人シニア自然大学校に入り、自然環境を体系的に 学習したことから。若尾さんは平成13年（2001年）の環境教育ボランティア創 設当初からこの活動に従事しています。 　市では3年前から、環境教育ボランティアが講師を勤める小学校向け環境学習 プログラムを実施。若尾さんは昨年度だけで市内13校に延べ26回出向きました。 出前教室では「わかちゃん」の愛称で親しまれ児童に大人気。昔からコーラスも 趣味のひとつであり、皆で歌を歌ったり、クイズを出したりと常に対話形式で児 童らを引き付けて盛り上げます。若尾さんの豊かな知識と、子どもを飽きさせず 集中させるノウハウは、出前教室を通して他のボランティア仲間にも引き継がれ ています。 　ほかにも、同大学校の研究員として、他市の小学校で 授業を行ったり、泉原に田んぼを借りて、皆で田植えを 行う自然塾を開いたりするなど活躍の場も多岐に渡りま す。「日本はすばらしい自然に満ちています。テレビや アニメが身近にある未来世代の子どもたちに、本来の生 き物の生きざまに触れてもらいたい。そして、この国の 自然を好きになって、自然を大切にする人に育って欲し いという夢を託したいですね」と語っていました。

［2017.04.08 ： 受付］

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